藤ケ谷太輔:「ミラー・ツインズ」双子を一人二役は「やっぱり難しい」 気持ちの切り替えは?
人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の藤ケ谷太輔さんの主演ドラマ「ミラー・ツインズ Season1」(東海テレビ・フジテレビ系)の第2話が13日放送される。20年前の誘拐事件で生き別れ、一人は刑事、もう一人は犯罪者として再会した双子の運命を描く同作で、誘拐され犯罪者となった葛城勇吾と、双子の弟・圭吾の二役を熱演している藤ケ谷さんが、撮影での苦労や演技に対する意欲などについて語った。
藤ケ谷さんは、オファー時について「ずっと悪役に挑戦したかったので、『ついに来た!』とテンションが上がりました。ただ、役柄が双子で片方は刑事です、と聞いた時は『そりゃ、大変だ』と思いましたね(笑い)」と振り返りつつ、「こういう仕事をしている以上、素晴らしいチームと素晴らしい作品を作ることが何よりのやりがいだし、喜びでもあります。今回はさらに主演とのことだったので、大変なことも相当あると思いつつ、そういうことも含めて楽しんで演じたいと覚悟を持ちました」と語る。
第1話が6日に放送され、撮影が続けられている。撮影について、藤ケ谷さんは「一人二役で双子というのは、やっぱり難しいです。スケジュールが圭吾、圭吾、勇吾、圭吾となっていると心がざわつくときもありますけど(笑い)、それぞれの心情を理解して、落ち着いて演じるようにしています」と話す。
1日で二役を演じることは「大変か?」という質問には、「そうとも言い切れないんです。“圭吾デー”が続いていたとして、急に勇吾を演じると戸惑ってしまうことがあるし、逆にずっと勇吾を演じていると気持ちがアウトローになっていて、そこで圭吾と恋人・里美(倉科カナさん)のやりとりをピンポイントで演じなくてはいけなくなると、優しい気持ちを作るのに時間がかかることもあります。圭吾と勇吾を交互に演じることが気持ちの切り替えに役立ってくれています」と答えた。
撮影が進み「作品に対する印象や捉え方に変化が生じてきたか」と聞かれると、「台本を読んだとき、複雑に張り巡らされた伏線が回収されるところや、登場人物の“裏の顔”が明らかになる瞬間にハッとしていました。どの展開も『ここでこう来るか!』というグッドタイミングで、視聴者の方も『多分、こうじゃないか』といろいろ推理しながらご覧になると思うんです。それが当たったとしても、そこからさらなる裏切りが待っているはずです。そんな練りに練られた台本を映像にしたとき、さらに面白くしなくては、というプレッシャーはあります。でも、実際に共演者の皆さんと対面してお芝居をしていると、どんどんシーンが膨らみ台本を読むだけでは理解しきれなかった部分が見えてくるので、現場でよく興奮しています(笑い)」と話す。
さらに、「きっとどこかで2人(勇吾と圭吾)が対面するんじゃないですか(笑い)。勇吾が圭吾に扮(ふん)して悪さをする、なんて場面も出てくるかもしれません。里美を巡っての激しい対立もあるかも……」とコメントも。
「もっと演技の経験を積みたい」という藤ケ谷さんは「この現場でありがたいのは、(皆川耕作役の)高橋克典さんや(久能源一郎役の)石黒賢さんなどキャリアのある方の胸を借りてお芝居ができることです。これまでいろいろな現場でさまざまな経験をされているので、『こういうときはどう対応したんですか?』と伺うと、ためになるアドバイスをくだささるんです」とも語った。
MANTAN WEBさんより。
俳優として成長を続けてる藤ヶ谷くん、頑張ってほしいです!